「みんはや」こと「みんなで早押しクイズ」でリアル早押しボタンを使う
前回の記事(↓参照)でPCOQ用のUSB早押しボタンを作ったわけですが、ラマ的にはスマホの「みんなで早押しクイズ」がマイブームなわけですよ。
そんなわけで、作成した早押しボタンをAndroidの「みんなで早押しクイズ」用に流用するのです!
イメージとしては、早押しボタンをスマホにUSB接続して、アプリを使って「ボタンの押し」を「タッチパネルのタップ」に変換しちゃう感じ。
1.必要な物を揃える
- (重要!)root権限のあるAndroid5.0以上の端末
「ボタンの押し」を「タッチパネルのタップ」に変換するアプリを使うにあたり、androidのroot権限が必要になります!
root化についてはここでは説明しません。くれぐれも自己責任でお願いします。
なお、「みんなで早押しクイズ」がAndorid5.0以上でないと対応していないので、バージョンにも注意。
- USB変換ケーブル
早押しボタンをスマホに接続するため、各自のスマホの端子にあったUSB変換ケーブルを用意してください。USB-Aメス=microUSB-Bオスなら300円くらいで手に入る模様。
2.「Game Controller 2 Touch」を設定
GooglePlayから「Game Controller 2 Touch」をダウンロードします。(有料、650円)root権限がないとマトモに動かないアプリなのに、公式に載ってていいのかなあ・・・?
細かいことは気にせず起動。
起動直後はこんな感じ。「PlayStation」を選択。
早押しボタンを接続してから、「Enable/Disable Input Method」を押します。
「言語と入力」画面が出たら「GC2TouchIME」を有効にします。
なるほど、このアプリはIMEのフリをしてOSの入力デバイス処理に割り込むわけですな。
続いて「Change Input Method」を押し「GC2TouchIME」を選択します。
ここでroot権限を使うよ!ってダイアログが出るはず。
これで晴れてIMEを乗っ取ったわけです。へっへっへ。
では「Configrations」を押して設定しましょう。
「Controller Input Assignment」でゲームパッドのどのボタンをスマホの入力として使うか選びます。
早押しボタンは一つしかないし、マトモなボタン操作をするわけではないので、何に割り当てても可。テキトーに「Circle」でも選ぶ。
ボタンを押してねと言われるので、スマホに繋いである早押しボタンを押します。
ここで認識しなかったらラマにはわからない何かが間違っています。ボタンのUSBコネクタが抜けていませんか?
正しく認識されてたら「Verify Input Assignments」でCircleにチェックがついてるはず。
ついてない方、諦めてください。一晩寝たら直ってるかもしれません。
さて、タッチパネルのタップを設定します。「Configrations」メニューで「Touch Profile Editer」を選ぶと、こんな画面になります。
何も無いところを長押しして出る設定メニューから「Add Button」の「Circle」を選びましょう。
円形をドラッグして、「みんなで早押しクイズ」の早押しボタンがあるあたりに移動します。たしかこのへんだったよーな。
長押し設定メニューの「Save As」からテキトーな名前をつけて保存します。
名前を入力するため、Androidの設定画面からIMEを「GC2TouchIME」から正規のものに戻してください。
しかし「あ」はテキトーすぎだろ。
メインメニューの「Change Active Profile」から、今設定した「あ」を選びます。
さらに「Change Input Method」で名前を入力する時に変更した「GC2TouchIME」を選び直します。
さあ、これで「早押しボタンの押し」が「タッチパネルのタップ」として認識されるようになりました!
念のためAndroidの「開発者向けオプション」から「タッチ操作を表示」にしておくと、どこをタップしてるのか視覚的にわかるので安心ですね。
カチカチとボタンを押してみましょう。狙った場所にポインタが出て、ボタンを離すと消えますよね?
ポインタが出てない方、人生で大事なことは、すんなり行く経験より試行錯誤です。
3.テスト
では「みんなで早押しクイズ」をやってみましょう。楽しい瞬間です!
ボタンに手をかけて・・・
youtu.be動作良好~~!
というわけで「みんなで早押しクイズ」も早押しボタンで遊べるようになりました。
芸能問題が全くわからないラマより。